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材料の話。
製鉄を知らない私の脳内では、
でっかい鉄鉱石をガラガラ投入して、溶かせば出来上がりだと思っていたのですが
どうやらそうではないらしい。
まず昨今は鉄鉱石の塊は入手しにくく、粉末や泥状の「鉄鉱石」になりつつあるそうです。
あらら、早くもイメージが…。
粉末のまま使うと高炉の隙間に詰まってしまうので使いにくい。
現在ではこの粉末をギューっと固めて、3ミリほどの「鉄ダンゴ」に加工してから投入するそうです。


高炉の操業の話。
高炉はその高い熱で製鉄を行います。
常に高温であり続けなければならない。
ですから一度運転を始めたらストップ出来ない。
もし完全停止し、炉が冷えたら高炉内部の鉄も冷えて固まってしまうため、
高炉を解体しなければならない。
何と言う自転車操業!


高炉の中身の話。
稼動中は1500度、さすがに中を見る事が出来ません。
鉄鉱石やコークスはどういう風に動くか?
どんな化学反応が起きているのか?
それを調べるために地球シミュレーター用のスーパーコンピューターを使い、
700万個の鉱石の挙動と840万ポイントの風流を計算・再現した。
それでも高炉全体の4分の1の再現しか出来なかったとか。
地球より凄いのか…!

明日の日記もまだ鉄。
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