今日の読書

図解雑学・世界遺産建築の不思議　ナツメ社

図解雑学シリーズの１冊。
このシリーズには
・図解雑学　イヌの本音
・図解雑学　水滸伝
・図解雑学　気の科学
…などなど、どうなの？と思ってしまう題名もちらほら。
何冊か読んで見たけど、一番面白かったのはコレ。

世界遺産の建築物にどんな不思議ポイントがあるのかを教えてくれる。
例えば…

平等院鳳凰堂
１０円玉に載ってるアレ。あの建物、中央と左右は繋がっていない。

厳島神社
海に建ってる社殿＋真っ赤な鳥居。あの鳥居の上半分は箱型で中空、
中には重石がギッシリ。
この鳥居は海中に打ち込まれた杭の上にその重さを利用してただ乗ってるだけ。
固定されていない。

合掌作り家屋
白川郷などに見られる茅葺き屋根の家屋。
釘などを使わず、梁に屋根パーツを「乗せただけ」。

ピサの斜塔
様々な倒壊防止策があるが、最上階にある７つの鐘の重さを変える事でもバランスをとろうとしている。
傾きが悪化する可能性があるので鳴らされる事は無い。

シュレーテル邸
個人住宅のくせに世界遺産！
内壁が可動式の仕切りで作られた家で、３ＬＤＫからワンルームまで間取りが変更できる。

ジェンネの大モスク
思いっきり泥製。雨季が来ると崩壊間違い無しなので、毎年修復する。
ちなみに作られたのはおおよそ７００年前。

あまねく神殿って奴はホント凄いな。
日本の鳳凰堂の神々しさも綺麗だけど海外の圧倒的な神殿も凄い。