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紫雪(しせつ)
1670年頃、加賀藩・門外不出の秘薬。
やつれた娘から「家族の飢えと病を治す薬を作って欲しい」…と依頼されて
代金代わりの小判を素材に調剤し、大急ぎで届けたが
家は朽ち果て、娘も両親も既に死んでいた…という伝説がある。
調剤レシピは厳格で、使うヒモの長さまで指定されている。
もちろん素材として実際に金を使う。

翁丸(おきながん)
近江地方の白髭神社に伝わっていた秘薬。
神官が大阪に移り住んだあとに販売開始。
古来はクスリって神社仏閣でも扱っていたんですねぇ。
「白ヒゲ」神社に伝わってたクスリなので「翁」。
「腹」の邪気を「払う」事から、「はらはらぐすり 翁丸」という名称も。
関西では割と耳にする名前です。
この薬を世に広めた神官の子孫は現代でも薬局を営んでいたが、昨年閉店した。

反魂丹
いわゆる富山の薬売りが販売していたクスリの一つ。胃腸薬。
難破した中国船を救助した時に、中国人から伝授されたらしい。
300年以上前から使われている薬だが、当時の処方は不明。
将軍様の元に全国の大名が集まった際、とある大名が腹痛で苦しんでいた。
富山藩の藩主が、持っていた反魂丹を与えるとあっという間に完治。
おかげで全国から「クスリを売ってくれ」という注文が来た。
関所を自由に通行し行商出来る「富山の薬売り」誕生の瞬間である。
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