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もし私が漫画家で、ハーフの女の子を主人公にする漫画を描くなら
劣性遺伝・優性遺伝という言葉はフツーに使うと思います。

外人、という言葉もおそらく使ったでしょう。
(少なくとも「外国人」という表記に固執する気はありません)
ましてそれが何がしかの偏見を持ったキャラの台詞となればなおさら使ったと思います。

もちろん差別は仕方ない…と言ってるんじゃないですよ。
そんなものは無いに越した事はありません。
しかし何らかの区別が、あるいは「感情を伴う区別」である差別が、
笑いを呼ぶのも確かな事です。
区別し、落差を付けないと笑いは生まれません。
その区別に感情を混ぜさえすれば、あらゆる区別は差別となります。
どの区別をどんな感情で捉えるかは、
作者や編集者が(あるいは神であっても)管理し切れるものではありません。


言葉単体で見れば、それは差別につながる言葉なのかもしれません。
でもそれが差別を話題とする場であるなら、当たり前の事です。
避けて通れぬ差別を話題とし、正しい認識を広めれば、
無駄な差別を減らす絶好の機会となるはずです。
触れない、という選択がベターであるとは思えません。

どんな目的を持ってその言葉を使うのか。
他者を中傷するためか?
それとも話題として提供するためか?
それを見極めた上で判断しても、遅くないと思いますよ。
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