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地球を守るヒーローと言えばウルトラマン、で御座います。
誰しも印象に残っているウルトラ戦士の一人や二人、あるでしょう?
強くて優しいウルトラマン。
だがそうとも言えないウルトラマンもいるのです。


私の手元にあるのは1冊の単行本。
超ベテラン漫画家・一峰大二さんが描いた「ウルトラマン」の漫画です。
一峰さんが初めて雑誌に掲載されたのは昭和31年。
秋田書店の冒険王、少年画報社の少年キングなど名だたる雑誌に連載します。
特に七色仮面、スペクトルマン、快傑ライオン丸などヒーローモノが得意。

そんな一峰さんのウルトラマン、実にいい。
まずこの本の中に出てくる怪獣は有名所をきっちり網羅。

青色発泡怪獣 アボラス
赤色火焔怪獣 バニラ
宇宙忍者  バルタン星人
怪奇植物  グリーンモンス
どくろ怪獣 レッドキング
有翼怪獣  チャンドラー
脳波怪獣  ギャンゴ
油 獣   ぺスター
毒ガス怪獣 ケムラー
古代怪獣  ゴモラ
メガトン怪獣スカイドン
サイボーグ怪獣タンギラー
軍艦怪獣  ヤマトン


…なかなかいい選択ですよね。
赤字部分は先生オリジナルの怪獣ですが些細な事です。
特筆すべきは戦闘。一峰マンは弱いのです。

ウルトラマンの必殺技といえば腕からの破壊光線スペシウム光線と、
敵を真っ二つにする八つ裂き光輪。
TV版ならチョップやキック、投げで弱らせてからこの2つの決め技でトドメ。
しかし一峰マンは弱いので、そうは行きません。

初戦はバニラ。
ジャンプキックでダウンを奪い、ニードロップで追撃。
一気に攻勢に出るかと思いきやバニラの火炎を避けきれず皮膚を溶かされる一峰マン。
何とか逃げ切り高高度からスペシウム光線を何度も浴びせますが、炎で相殺されてしまいます。
着地した一峰マンは再度スペシウム光線を撃ちますが、
バニラが首をヒョイと下げたのでHITせず。

一峰マン「ちっ やつもかんがえたな」

ここでカラータイマーが点滅を開始し、焦って格闘戦を挑みますが火炎を受けてダウン。
エネルギー切れのため火だるまのまま消滅します。
(注・一峰マンは活動限界が来るとハヤタ隊員に戻ってしまうのです)

ここまでが6ページ。
一峰マンの攻撃が当たったコマは4コマだけ。
(怪獣とガシッと組み合っただけのコマも含む)
スペシウム光線に至っては空中3連発x2コマ+地上1発、
計7発撃ってノーダメージです。7打数ノーヒット!

最初の怪獣だと言うのに果たして勝てるんでしょうか。

明日の日記へ続く。
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