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…もう8月ですよ…。
早すぎますよ…。

さて、賢明なる後藤ファンの皆様におかれましては
主任がゆく!スペシャルの編集者さんが運営しているブログ
その名も「主任がゆく!スペシャル」はご覧になっていると思います。
私も日参しておるのですが、
編集者であるケーキさんが如何に苦労しておられるか、
そしてビールを欲しておられるかが良く分かります。

で、今回の読書は…

柴田光滋 編集者の仕事 新潮新書

新潮社に40年勤務した元・編集者が語る「編集」のお話。

・どういう作品を掲載するか
・その作品のタイトルをどうするか
・その作品をどの位置に掲載するか
・作品内で使われる文字書体の指定
・どういう形の本にするか

…こういうのが編集さんのお仕事なんだそうです。
私、編集者と校正者は同一の存在だと思っていたんですが厳密には違うんですね。
(注・編集者と校正者が同一の場合もあります)
校正者は、

・作家の間違い
・編集者の間違い
・印刷所の間違い

…の3つを指摘するお仕事。当然その技量は凄くて、
細かい所だと「百円」と「100円」といった表記の混在、
「その季節にその場所からだとその星座は見えないはずです」といった指摘まで。
すげー仕事だなー。

編集者が作品を依頼し、作家が書き、編集者が文字書体などを考え、
完了したら印刷所へ。これが「入稿」。

入稿された原稿は「校正刷り」(ゲラ刷り)という形となって印刷されます。
これを校正者がチェック。
大き目の紙に印刷されており、赤字チェックなんかがやり易くなってます。
完全に修正された状態を「校了」。
修正し切れなかったミスがあったら印刷所で対処してねの状態が「責了」。
…こういう言葉があると言う事は、
責了状態での受け渡しが多いという事なのかなー。

いやはや、1冊の本を出版する事の何と前途多難な事か!
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