花のニンプ飯 その２

卵は？
卵アレルギーになりやすい、という説には根拠がありません。
それどころか良質のたんぱく質が含まれているので
妊娠前と同じ程度に食べるべき。
生卵によるサルモネラ菌食中毒の危険性はありますが、
これは妊娠前と同じ感覚でリスク回避出来ますので大丈夫。

ビタミンＡは？
ビタミンＡに関しては過剰摂取するとダメですが
食事による過剰摂取は考えにくいです。
ビタミンＡ豊富な食材として有名なのはレバーですが
レバーにはビタミンＡ以外にも様々な栄養素が含まれるため、
鶏＆豚レバーなら１日１０ｇ、
牛レバーなら１日１００ｇまでならむしろ食べるべきです。

大豆は？
大豆イソフラボンが女性ホルモンと同じ働きをするために
悪影響がある、という説がありますが
常識的な食生活さえしているなら、全く問題ありません。
サプリメントをガブ飲みしているなら話は別ですが、
味噌、醤油、煮豆に納豆、豆腐などなど良質な食材をセーブする理由はありません。

水は？
日本の水道水は安全です。
どうしても不安なら５分煮沸の湯冷ましを。
浄水器を買う事はありませんが、もし購入済なら
良い機会ですからフィルター交換しても良いかも。
海外産の、輸入ミネラルウォーターは加熱殺菌を行わない事があるため
これは避けてもいい。
国内産のミネラルウォーターは殺菌が義務付けられているので安心。

ハーブは？
子宮収縮を起こすため、一部のハーブは摂取控えるべき。
料理に使う事が多い物では
タイム・セージ・バジル・クローブ・シナモンの５種類。
アロマオイル系では
アニス、アンジェリカ、キャロットシード、ジャスミン、
タラゴン、フェンネル、レモングラス辺りをセーブしましょう。
香りを嗅ぐ程度では問題ありませんけど、
精油でマッサージ、とかは避けたほうがいい。
料理で使う物についても、常識的な摂取量ならそこまで警戒しなくてもいい。
カレーとか食べる人も居るんだし。

酒は？
みりんなど、食品に含まれる程度のアルコールなら無問題。
日本酒やビールも絶対的な禁忌ではありません。
(積極的に勧める理由も無いですが)
ただしノンアルコールビール、という表記であっても
アルコールゼロという意味ではありませんのでそこだけ警戒を。