効果音

効果音作りのプロの技。

お題：信玄vs謙信。
太刀と軍扇がぶつかって「カキュウーン・シャキュウーン」

工作用の大きな金属ヤスリを用意。
このヤスリの持ち手を引っこ抜き、トンカチで打ち上げる。
空中を舞うヤスリが震えて出す音がこれ。

お題：チャンバラシーン「ズバッ　ブサッ」

豚肉の白菜巻き、骨付きの鶏肉、パイナップル、スイカなどを
刀や包丁で切った音。
中に割り箸を差し込んで「骨に当たる音」の再現を目指した事も。

お題：犬の遠吠え「ウォ～…ン…」

人間の声真似。
こうやって作られた遠吠えは、上手く鳴けるスタッフの苗字を使って
「○○犬の音」「△△犬の音」と呼ばれた。

お題：お腹が鳴る「グルグルグル…」

逆立ちしたままタマゴの白身でうがい。(←誰が考えたのか？)
現在は膨らませた風船を濡れた指でこすって出す。

お題：火事発生！半鐘を鳴らせ！「ジャーン・ジャーン」

いいアイテムが見つからなかったため本物の半鐘を鳴らした。
ただし狭いスタジオの中では音が大きすぎるため、ドアを開けて廊下の端で使った。
(なお、この音は建物外に漏れてしまい本当に消防車が出動した！)

お題：ダイナマイト爆破音「ドカーン！」

放送局の裏山でダイナマイトを爆破。
余りにも衝撃が大きすぎマイクが故障停止した。
(なお、この時は「地震だ！」「放送局が爆発した！」という苦情が殺到)
上の半鐘とこのダイナマイトは大正時代のお話です。