再放送の時はいつでも言ってくれ！

(７月３日付のニュースより。ぷう。訳)

コロンビアの国防相たちがゲリラに誘拐されたが、正規軍によって救出された。
この捕虜奪還作戦は、スパイとして潜入した正規軍兵が
「司令官殿から捕虜を移送せよとの命令を受けているであります！」と騙し、
捕虜１５名全てをヘリに乗せ１発の発砲も行わず救助した。

…これ、絶対Ａチームの仕事だと思う。




特攻野郎Ａチーム
１９８０年代後半に放送されたアメリカＴＶドラマ。

　
ベトナムで鳴らした俺たち特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、
刑務所を脱出し地下に潜った。
…しかし地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通りゃ金次第でなんでもやってのける命知らず、
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する…
俺たち特攻野郎Ａチーム！

俺はリーダー、ジョン・スミス大佐。通称ハンニバル。
奇襲戦法と変装の名人。
俺のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。

俺はテンプルトン・ペック。通称フェイスマン。
自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。
ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でもそろえてみせるぜ。

よーお待ちどう！俺様こそマードック！通称クレイジーモンキー。
パイロットとしての腕は天下一品！
奇人？変人？だから何！？

Ｂ・Ａ・バラカス。通称コング。
メカの天才だ。大統領でもブン殴ってみせらぁ。
でも飛行機だけはかんべんな！


俺たちは、道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する、
頼りになる神出鬼没の
特攻野郎Ａチーム！
助けを借りたい時はいつでも言ってくれ！

今でこそやれ韓流だのSex and the Cityだの言うてますけどね、
海外ドラマは昔からあるんです。
私が子供の頃はまった海外ドラマの一つがこれ。
(もちろんナイトライダーもエアーウルフもマクガイバーも大好きですよ)
言うなれば海外版必殺仕事人。
違うのは正体がバレている事と、基本的に殺しはやらない事。
当局に追われながら苦境に喘ぐ人たちから依頼を受け、悪人を退治します。
ノリが軽いのも特徴で、軽妙な台詞翻訳も秀逸。

特にモンキーは強烈で、普段は軍人病院に入って治療中。
Ａチームとしての依頼がある度に他のメンバーが手引きして脱走するんですが…
このモンキー、妄想癖か何かで入院してる(という事になっている)。
で、上手く脱走して作戦をこなす時は…これまた壊れている。
謎のタクシー運転手になったり(マスクとマントは自作)。
ゴルフボールの労働条件改善を訴えたり、
靴下と延々しゃべってたり、

機会があれば是非ご覧下さい。