ズバッと解決

むーぶちん(仮名)のボンネット内部を見てみましょう。
(この画像は側面から撮影しています。画像左手が前方になります)



画面下のオレンジ色が冷却水タンク。
画面中央の青いのがインタークーラーというパーツ。
インタークーラーはエンジンの上に設置されています。(多分)
先日の不調はインタークーラーよりも下から湯気が出て来た事。
まさかエンジンに何かあったのでは！？と危惧していたのですが
その辺りをよーく見てみると…





冷却水が通るパイプが三叉になっているんですが、
それぞれのホースを固定するための金属ベルトが新品になってます。

車屋に聞いてみた所、この「三叉分岐パーツ」そのものが割れていたとの事。
該当部分はこの車が発売になった当時はプラスチック製のパーツでしたが
現行のパーツは金属製になっているそうで、
その「金属製・三叉分岐パーツ」を取り付けたとの事。
もちろん、ホースを締め付ける金属ベルトも新品になった。

ここが割れた事で冷却水が漏れ、真下にあるエンジンに冷却水をブッ掛ける形となり
大量の湯気が発生したのではないか、と。
案の定、冷却水量はかなり減っていました。

あと、エンジンオーバーヒートの余波で、
冷却水の温度をチェックする「サーモスタット」が馬鹿になっている可能性があるため
(念のため)交換したって言ってました。

車屋のチェックでは、エンジンに至るような深いダメージは無し。
これは異常を察知してすぐ停車した判断が功を奏した。
また、経年劣化による破損であって私の運転に問題があった訳ではないそうです。

費用は

・破損した三叉パーツを交換
・サーモスタットを交換
・作業工賃

…になるはず。
ネット調べでは普通車のサーモ交換＋工賃で７０００円くらいだとか。
１万切ると嬉しい。


むーぶちん(仮名)の正式名称は「ムーヴ　エアロダウンカスタムＸＸ(ダブルエックス)」。
今回の修理でマーキュリー回路をセットしてパワーアップを果たした…と考えると
ちょっと燃える。
大・変・身！