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わたくし、カツカレーという食べ物を食べた事が(ほぼ)ありません。

私の祖母はあまり料理が得意ではありませんでした。
何というか…レシピ本通りに・キッチリ量り倒して作るタイプで、
味の安定性は高かったのですが
品数を増やす事や新メニューへの挑戦は苦手だったのです。
朝から台所で格闘し、夜半になってようやく煮物が一皿。
「えーっコレだけ!」っていう4コマ漫画さながらの状況だったそうです。

そこに登場したのが母。

私の母は目分量で作り、また柔軟に変更出来るセンスを持っておりましたので
日々の食事は大きく変わりました。

特に祖父母が喜んだのは揚げ物。
私の母が台所でドンドン揚げる→出来立ての揚げ物を祖父母が食べる、という流れは
今までに無い喜びだったと言います。

…が、ここで問題発生。
祖父母の喜ぶ揚げ物に傾倒した結果、母は揚げ油を見ただけで胸焼けを起こすようになったのです。
まぁそうなるわな。
その結果、我が家では揚げ物が出る回数が減りました。
家族全員分の揚げ物を一度に作れないため、
祖父母用とそれ以外の家族用の2日に分けて揚げてたくらい。

そんな経緯があって、我が家では揚げ物=重大なイベント食でした。
トンカツを揚げる日はトンカツを食べる日。
トンカツに集中する日。
他の家庭ではすき焼きとかステーキがそうであったように、
我が家では「今夜はトンカツ!」という宣託が下ると、
一目散に帰宅してワクワクしながら待っていました。
トンカツは神聖な(?)料理だったのです。

だからトンカツが食卓に上がる事はあっても
それをカレーに載せる事は無かった。
(我が家にとって)トンカツはそれ単体で1食成立する食べ物。
それを同じく1食成立する食べ物であるカレーに載せるなんて恐れ多いッ!

カツカレーを食べた事が無い訳じゃ無いんです。
若い頃に、どこかのお店で食べた…ような…気が…します。
でもどこで食べたのかは覚えていない。
記憶が捏造されている可能性も否定出来ない。

カツとカレー、美味しいのは分かります。
でもそれを一度に食べる事に(特にトンカツにさらに何かプラスする事に)違和感を感じるのです。

…という訳で私の「カツカレー経験値」はほぼゼロ。
2010年の目標のひとつは「カツカレーを食べる」なのであります。
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