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3日目 午前
オリンピック競技会は現代で言う所のスポーツショーではありません。
そういう側面もあったでしょうけれど根幹は主神ゼウスへの宗教儀式。
この大会3日目にはその宗教的一大プログラム「イケニエ」があります。
これは100体の雄牛をイケニエとしてゼウスに捧げるという行事。
当時は神に祈る時には毎回イケニエ儀式が行われていました。
戦争の前、結婚式の前、選挙の前、そして競技の前…。
100体の牛は次々と屠畜され、串焼きになって行きます。
それらを万人が平等に食べる事が、神は平等である事の証となるのです。
この辺は日本にも通じますね。

3日目 午後
肉が山盛りの晩御飯の前に行われるのが短距離・レスリング・パンクラチオン(格闘)の3競技。
それも18歳未満しか出場出来ない「少年の部」です。
もちろん全裸です。
アレでソレな人はハァハァなイベントですが、
羽の楽園はノーマルなので流します。

オリンピックには女性が参加する事は出来ませんでしたが、
ここで間違ってはいけないのは女性がスポーツを行う事は無かった…ではないという事。
オリンピック以外の、地方都市で行われる競技会では男女混合競技もありました。
さらには「女性用オリンピックがあった」という記録も僅かながらあります。
12~18歳の処女だけが参加出来る大会だったそうです。
少し興味が…いえいえ何でもありません。

また、以前にも書きましたが
スパルタ市では女性にもオリンピック並の強烈なトレーニングや軍事訓練を課するという
当時でもかなりの異色な都市でした。
男女一緒に訓練場でトレーニングしたそうです。
このスパルタ女性のトレーニングは戦力強化の意味合いもあったでしょうが
体を鍛えて健康な子を産む、という目的が大きかったそうです。
故に幼い頃からトレーニングをやってたんですね。

「スパルタ!その素晴らしい闘技場に感謝を!
   …いや、もっと有難いのは乙女のいる訓練場!少女が!全裸で!レスリングを!」


ちなみに現代になっても女性参加が遅れた競技はいっぱいあります。
フルマラソンに女性の部が出来たのは1984年・ロス五輪の時ですからねえ。
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