来たぞ！

今年は「笑ってはいけない空港２４時」か！
録画準備…ＯＫ！

この、実際の放送までに誰が出るかを予想するのも楽しいのだ。

なぜだー

またも、友人・大文字(仮名)から呼び出しが来る。
友　「日曜１１時から！皿洗い要員が１人足りない！頼む！」

頼まれちゃ断れない。
私　「良いけど、条件２つ。１つは賄いを１食出す事。１つは皿洗い以外はやらない事」
大文字　「よっしゃ！ＯＫ！頼んだで！」

かくしてひたすら皿洗いする、の巻。

厨房は調理担当の大文字(仮名)と、皿洗い担当の私。
ホールは接客の娘さん…ユウキ(仮名)とトモコ(仮名)の２人。

有難い事にお客さんはゾロゾロやってくる。
目の前にどんどんと積み重なる皿。
せっせと洗う私。

ユウキ(仮名)　「ランチのスープお願いしマース！」

大文字(仮名)は調理にかかりっきり。
ユウキ(仮名)は私の顔をじっと見る。

私　「…すー、ぷ？」
ユ　「はい！スープ！」
私　「皿洗いじゃなくて？」
ユ　「はい！」
私　「契約外だなー」
ユ　「ちょっと入れるだけですから！このカップに、そこの鍋のスープを、七分目！」
私　「…こんな感じ？」
ユ　「はい！バッチリです！」

大文字(仮名)が忙しいなら仕方ない。

だがそれが甘かった。
そこからは完全に、ぷう。＝皿洗い＋スープ担当、という流れに。

大文字(仮名)の手が空いていてもスープを注ぐのは私。
最終的には「スープお願いします」とすら言われず、
ユウキ(仮名)が無言でスープカップを置き、私が無言でスープを注ぐという
おいそれ完全に従業員のやる事だよね、的な領域に。
大文字(仮名)も「ぷう。！スープ煮詰まってそうなら言ってくれ！」とか言い始めるし。
それはお前が確認する事なんじゃないのか、と(笑)

で、シンジラレナイ事にこれは一部なのであります。
この日のワタクシは他に、食材の買い出しと移動販売車の回収、
車載備品の積み替えまでやってるんですよ奥様！
これ、バイト代もらっても良いよね！(笑)

良い気分転換になりますから大好きなんだけどね。

無い！

家の、門が無くなった。

我が家はですね、門があるんですよ。
人間の胸くらいの高さまである、鉄製の。
それが忽然と消えた。

いや実は、数年前に門は取り外したんです。
余りにも重いんで。
で、農地の壁代わりに置いていたんだけど、それが盗まれた。
今流行の、金属盗という奴だった。

どうやらご近所では室外機を奪われた家もあったとか。
廃品の鉄門で良かった、と言うべきか。

Ｂ－１その５

ゲフー(ニンニク臭)。

さあ、次は「めいほう鶏ちゃん」(けいちゃん)です。
大昔に１回食べた事があるんですが、
その時は鶏肉を炒めた物…くらいの印象しか無く
何でそんなメニューを売り出してるのかイマイチ分からなかった。

今回は本場の鶏ちゃんが食べられる、というので楽しみにしてたんです。
それが、こちら。



羊肉のジンギスカンを、タマゴを産まなくなった鶏で代用したのが始まり、だそうですが
作り方もかなりゴーカイ。
畳サイズの大きな鉄板で鶏肉とキャベツを炒め合わせます。
使用する鶏は、ヒネ鶏(親鶏)を使えば歯ごたえのあるモノに。
若鶏を使えば柔らかく、食べやすいモノになるそうです。
でも、今回はどういう肉を使っているのかは分からなかった。

鶏の皮が含まれているのは間違いない。
あと、モモとか胸みたいな部位じゃない…内蔵系も使ってるっぽいんだけど
柔らかく炒めてあって、しかもタレが本当に美味いんですよ。

味噌の風味があり、トウガラシの辛味がほんの少し。
ニンニクの香りあり。
「ニンニク風味の味噌炒め」だね。
鶏の脂の旨味も入った味噌ダレはキャベツとの相性も完璧。
この場に白ご飯が無い事を天に呪う勢い。
白ご飯あったら３杯は喰ってるね。

具体的な商品のタレを使っているわけではなく
ご当地で調合し、持参したタレのようだった。
(ご当地では醤油ベースのタレを使う店もあるため、鶏ちゃん＝味噌味、ではない)
惜しいなータレが市販されているなら買って帰ろうと思ったのに。

鶏肉は非常に柔らかかった。
これがもし若鶏の肉だったとしたら、
ヒネ鶏ではどうなるんだろうか。気になるな。

こんな美味しい鶏料理を隠していた岐阜人はずるい。

いやぁ日本は広い。
きっとまだまだ美味しいもの、あるんでしょうね。


今回のお犬様。



でかくてモフモフ！

Ｂ－１その４

まずはチケット。
１００円券の１０枚つづりで１冊。
今回はこれを２冊購入しました。
…とは言っても、１冊分はお土産用なんで残り１冊＝１０００円分を使う事になります。
ブースは１人前３００円～４００円が基本。
一部のやや提供に手間がかかるメニューは５００円。



以前、似たイベントに行った際、
チケット購入直後に紛失、をやらかした事があるので
今回は慎重に…。

おっと、Ｂ－１の説明がまだでしたね。
ザックリ説明すると、Ｂ－１というのは食べ物を通じて町をＰＲするイベントです。
ただ単に「ウチの店には美味い食べ物があるんです！」…では
Ｂ－１には出場出来ません。
ぶっちゃけ、食べ物は無難な物でも良いんです。
その食べ物で「町おこしをしているかどうか」がカギなんです。

町おこしを目的とするＢ－１には、
参加を希望する団体が非常に多いため、審査があります。
本当に町ぐるみでやっているか？
何百人もお客さんが来た時、パニックにならずに提供できるか？
そういう審査に合格しないと、出場は出来ません。
今回出場しているのは、その審査に合格した「選ばれし勇者」なんです。

この「選ばれし勇者」になるために虎視眈々と狙っている団体は現在１１団体。
加古川の「かつめし」、最近ローソンで商品化されてた「宇佐からあげ」などは
今、ここですね。


今回のＢ－１、どうしても食べてみたい食べ物が２つあった。

１つは岐阜県・各務原市の「各務原キムチ鍋」。
もう１つは同じく岐阜県・郡上市の「めいほう鶏ちゃん」。

キムチ鍋が好きなワタクシ。
しかも鶏肉と味噌味が好きなワタクシが選ばない訳が無いセレクトです。

はい、現地到着！



これが１０時３０分頃の様子。
各務原、明らかに人が少ないです(笑)
この時点ではハムフライとキムチ鍋は数分で購入可能なレベル。
最も長いのは鶏ちゃんですが、鉄板数と調理ペースが速いので
１０分台の待ち時間で買えます。



はい、各務原キムチ鍋。(３００円)
松の実とニンジンが入った白菜キムチを豚肉と炒め、
味噌味に調える。
これ、上に乗ってるのはネギとウィンナーですね。
…いただきまぁーす！

おや、辛いかと思いきやそうでもない。
幼稚園児にはキツイかもしれませんが、
小学生ならＯＫじゃないでしょうか。
キムチの辛味、旨味、酸味が弱い訳じゃないんです。
それらはしっかりあるんですが、キムチ以外の味が物凄くどっしりしてる。

…む、具材多いぞコレ。
白菜キムチでしょ？
ニンジンでしょ？
ウィンナーでしょ？
(これ賢いなぁ、安くて調理簡単で旨味出て嫌いな人は少ない食材だ)
豚バラでしょ？
青ネギでしょ？
エノキダケでしょ？
モヤシに玉ねぎ…豆腐。春雨かな、これは。

ガツガツムシャムシャ。

キムチってさー、どうやっても食べられない人は食べられないと思うんですよ。
凄く人を選ぶ食材。
それをイチオシメニューに仕上げて、全国ＰＲするっていうのは
なかなか大変な事だと思う。
そこに挑戦した事にまず高得点。

次に、単にキムチを入れましたなメニューじゃない所が高い評価。
ほらー、ラーメンとかであるじゃん？
キムチラーメン、とか。
ああいうのって、レギュラーメニューのラーメンにキムチ乗せただけ、だったりするでしょ。
もう１歩踏み込んで、キムチを入れる事で新しいメニューに！…くらいにまで
昇華して欲しいんだよね。

いや、町のラーメン屋ならそれでＯＫなんだが
町おこしレベルで使うならそれくらいのレベルにまで高めて行かないとね、と思う。

ズルズルハフハフ。

私はキムチ好き好き派だから公平なジャッジじゃないけど…
これ、レベル高いです。
鍋にキムチを入れただけ、ではない。
キムチを軸に、キッチリ仕上げてある。
キムチの辛さと旨味、豚肉の旨味、野菜の甘み。
それを全て受け止める味噌。
あとさー胡麻だな、すり胡麻。これが入っているからすンごくコクがある。
真似しよーっと。



…ところで、さっきから食べても食べても具材が全然減らないんですが。

これもンの凄く大量に入ってませんか！？
容器の容積のほとんどが固体＝具材ですよねコレ！？