火災と鎮火。

火災の話

地面の下には高圧送電線が埋設してある。
電気は電線を通って流れるが、電気を流せばどうしても電線が加熱してしまう。
空中であれば自然に放熱出来るが地下ではそうはいかない。

一昔前はケーブルの芯には発熱量の低い銅を使い、
絶縁するために電気を通さない油を染み込ませた紙を巻き、
その上にさらに皮膜を作っていた。
冷たい油を圧欲をかけて２４時間送り込む事で、
ケーブルを絶縁し且つ温度上昇を抑えていた。

ところが１９６３年、何らかの原因で皮膜が破れ火花が飛び、ケーブル火災が発生。
ケーブル内部には油がどんどん供給されるので火が消えない。
油の供給を止めると漏電する危険性が増える。
油の供給を止めたとしても、今流れている油がある限りどんどん延焼する。
電気火災なので水も使えない。
そもそも当時は化学消防車すら無い。
送電を止めようにも、送電元の火力発電所は急に止められないし、
もし止めたら関東が大停電。
さてどうなったか。

ある会社の送電が止まり、社員が「何事か？」と見に来た。
事情を話すと…「ウチの会社はドライアイスを作ってる会社だ！ウチのドライアイスを使ってくれ！」
かくしてマンホールの中にドライアイスをドカドカ投入。
冷えるし水は出ないし二酸化炭素だしであっというまに鎮火。



こっちは雨降れども雪降らず。

よーしよしよし。
シンケンジャーに興味を持ったか！
お兄さんと一緒にシンケンジャー、観ようじゃないか。
ただし、伊吹吾郎の出演シーンは正座で。

ＨＩＧＥ理論

(以前書いたような気もする…)

ヒゲ剃り機市場は年間２５０億の売り上げがある。
ヒゲは１０代では８０ミクロン、５０代では１４１ミクロンと徐々に太くなる。
それ故高年齢になればなるほど高品質な切れ味のいいヒゲ剃りを買う人が増える。
松下電工には「ヒゲ剃られ専門職」が３０人いる。
この専門職の人は肌の強さで３分類、ヒゲの濃さで４分類、
計１２分類されている。
また特に「ヒゲ剃りの使用感」について敏感な人材が揃っていて、
アルバイトなどでは「専門職」にはなれない。
ちなみに女性のビキニライン用シェーバーは、
女性スタッフがシャワールームの脇で毎日試し剃りをして作り上げた。

最近外食してない。
健康的ではあるんだが…。

あ、Ｗチーズクォーターパウンダーは食べたけど
特に盛り上がらなかったので割愛しました。

超私信
体調には気をつけなよ。
相変わらずイイ声だな。うっとり。

今日の特撮

今日のシンケン
パックマン。

今日のデケドさん
ゾルダはキッチリ働いたが王蛇は出ない。
新ライダーじゃなくて王蛇でいいじゃないか。
話のアレンジっぷりは…まあ…うん…。

全国のブロガーがデケド話を書いていると思うが
記事には間違いなく「シザース」という言葉が入っているはずだ。

前世界はクウガに変身してキバと戦った。
今世界はキバに変身して○○と戦った。
という事は次世界は龍騎に変身して…誰と戦うのか。

芸人列伝

秋田Ａスケ・Ｂスケ(あきた・えーすけ、びーすけ)
昭和２０年代にウケたコンビ。
初代Ｂスケは早世したが、２代目Ｂスケの顔が猿に似ていたことが受けた。
当時は猿顔な子供はみな「Ｂちゃん」と呼ばれたとか。
２代目Ｂスケの弟子には横山ノックがいる。

秋山右楽・左楽(あきやま・うらく、さらく)
初代左楽は右楽の実の弟。
右楽が出征した事で初代左楽は引退。
二代目左楽は病没。
三代目左楽と組んだが間もなく双方引退。
素早いネタ作りが出来るコンビ。
初代左楽と組んでいた時期はベルリンオリンピックの年で、
水泳の前畑が優勝した時の実況放送を２人で聞き、
一晩で暗記して翌日の舞台で使った。

浮世亭歌楽・ミナミサザエ(うきよてい・からく、みなみさざえ)
歌楽は酔っ払いを演じるのが得意で
サザエが諌めるというのが基本。
若かりし頃の桂ざこばが寝坊して怒られた時、やさしくかばってくれたのが歌楽。
(ただしざこばはその後も３連続で寝坊したため最後は「顔も見たくない」と言われた)

松葉屋奴・喜久奴(まつばや・やっこ、きくやっこ)
奴は男性。
初代喜久奴は実の妻。
奴はかなり変わった人で「原水爆反対」と染め抜いた羽織で舞台に上がった事も。

ミスワカナ・玉松一郎(みすわかな、たままついちろう)
ミスワカナの芸能界入りは９歳、初舞台は何と６歳。
幼い頃から舞台仕事をこなしていたため学力が育たず、かなり長い間字が読めなかった。
時勢柄、改名を迫られた時は「ミスワカナが駄目ならメスワカナにしようか」とも。
ワカナのお上品な言葉扱いがたまに荒っぽくなる所がウケた。
初代ワカナは３６歳で急死。
その後４代目ワカナまで続いた。２代目ワカナはミヤコ蝶々。
初代ワカナの弟子に森光子。

暁伸・ミスハワイ(あかつき・しん、みすはわい)
浪曲の経験がある暁が妻と組んだコンビ。
ハワイで見たフラダンスをヒントに改名。
浪曲＋漫才＋ハワイアンという異形コンビネーション。
暁が歌い、ムームーを着たハワイが大声で「アーイーヤー！」と合いの手を入れるスタイルがウケた。
芸道に厳しいコンビで、舞台での自らの持ち時間にも厳格だった。
ハワイに「ネタ時間を計る」という作業を頼まれたにも関わらず忘れていた後輩芸人に対し
「死ね！」と一喝した。(一喝されたのはよゐこの濱口)
ハワイは没したが暁は現在９３歳。現役最高齢の芸人としてピンで活動中。

オール阪神・巨人(おーる・はんしん、きょじん)
小柄で釣り好きで恐妻家の阪神と、大柄でゴルフ好きで怪力の巨人。
新作漫才を使いこなす能力が高いだけではなく、
(入場料を払わないと見れない)劇場ではＴＶで見せるネタは使わないという心配りも出来る。

貼れるかな

もう何年も前の曲だけど、いい曲。
余りに素晴らしくて、普段は聴かないくらいなのだ。