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消防車が出来るまで

1 艤装(ぎそう)メーカーが消防車発注を落札する
2 艤装メーカーが自動車メーカーにベース車両を発注
3 艤装メーカーは納品されたベース車両に各種パーツをセット
4 完成!消防署に納品。

艤装メーカーいろいろ

消防車は都市・街によって装備が細かく変わるため
非常に細かくオーダーされます。
それに対応するために艤装メーカーでは多くの専門業者からパーツを取り寄せ、
(あるいは自作し)ワンオフで作り上げます。
なんだか業者組み上げのPCみたいですね。

消防車の艤装業界で最大手なのは モリタ
国内の年間生産の約半分はモリタ製。
昨今の救急車不足に対応した「消車」なる車も開発。

雪国用の消防車なら 長野ポンプ
凍結やサビに強い消防車作りに定評アリ。
また迅速な対応を目指すために、
「サービスセンターから車で5時間以上かかる土地には納品しない」そうです。
潔いですね。

Σ型に折れるはしご車・スカイアームΣ、
放水機能付きスクーター・ミストドラゴン、
6台編成の対コンビナート用大容量泡放水砲システム・ラムフェスなどなど
どことなく地球防衛組織っぽい(失礼!)センスを持つのはニッキ、こと 日本機械工業

一番の変り種は自社で生産せず
自動車メーカーに出向いて生産する 平和機械
車体を作った会社で作業するんですからカスタム化が大の得意。
特に多機能化に優れた会社で、
照明機能・排煙機能・空気ボンベ充填機能・放水ポンプ機能・消火用泡作り機能を
全て兼ね備えた消防車をついに完成させた折にはサイトで
「詳細はまた後日、今はとても書く気にはなりません。」と書いた。
この会社が作った多機能消防車は「平和式」と呼ばれ全国から注目されている。

なお、サイレンや赤色灯を外し、
消防!とか警察!といったマーキングを外せば個人でも発注出来るそうです。
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