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東京オリンピック・選手村のルール

選手村に宿泊出来るのは選手、役員、、馬取扱い人の4者のみ。
負担金を納入すると、食券がもらえる。
この食券があれば、3食食べ放題となる。

選手・役員 1日当たり2160円
馬取扱い人 1日当たり1800円
馬 1日当たり1080円
(注・帝国ホテル1泊の宿泊料金が2100円の時代)

この代金で食べ放題、しかも映画館、演劇場、
プール、ディスコもあった選手村を利用したがる者は多く、
部外者からの宿泊要望は何度もあった。

食堂は、
和食&アジア料理の「富士食堂」、
欧米料理の「桜食堂」、
女子村にはさらに女性用の食堂もあった。
食堂内は食習慣ごとに6室に区分けされ、
さらに選手団単位で利用出来た。

選手用に提供される食事は1日6000キロカロリー以上、
それも全て食べ放題。

営業時間
0700~0930
1100~1400
1730~2000

事前に冷凍食品の研究を行ったり
当時としては異例の「シェフ全員で作業を分担出来る調理法」など、
綿密な計画の元で運営されたこの食堂は大変に評価が高く、
女子村内のサービスセンターに常駐していた衣服のサイズ直し係は
かなりの多忙だったらしい。
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