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医者からは乳ガンを発見するための「乳房X線検査」(マンモグラフィ)を受けるよう勧められました。

実際に検査を受けると、結果は「陽性」でした!




・40歳女性が、乳がんにかかる確率は0.8%
・乳がん患者が、マンモグラフィで陽性になる確率は90%
・乳がんではないが、マンモグラフィで陽性が出る可能性は7%

では「陽性になった人が本当に乳ガンに侵されている確率」は何%ですか?


どうでしょうか?
ガンの検査で陽性、と聞くとそれだけで随分絶望的な気分になりませんでしたか?
特に上半分だけ…確率話を知らなかったとしたら。
恥ずかしながらワタクシも、陽性=ガン、と考えていました。
というか、確率話を聞いてもサッパリ分からない!のではないでしょうか。
それではちょっと考えてみましょう。

まず、乳がんにかかる可能性は0.8%。
という事は、1000人を検査すればそのうち8人は乳がん患者です。



次に、乳がん患者が検査で陽性と出る確率が9割。
乳がん患者8人中、7人は陽性!と出るのです。



さらに、乳がんじゃないのに陽性!と出る人が7%いますから…


1000人を検査した場合、「陽性!」と言われるのはこの赤字部分の人たち。



陽性と言われた人は計77名。
そのうちホンモノの患者は7名。という事は…


陽性であっても、乳がんである確率は約9%という事になります。  


どうですか?
これを聞けばガン検査で陽性になっても、即絶望するにはまだ早い…と思いませんか?
そしてこの「枝分かれ式」で考えると、スッと理解出来る…ような気になりませんか。

明日の日記は確率・その2。
犯人とあなたのDNAパターンが一致します。
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