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我々一般人にとって明かされる事の無い闇のひとつが「原稿料」。
どんな誌面に何をかいたらどれくらいもらえるのか?
それは漫画家本人でなければ分からない世界。

「海猿」とか「ブラックジャックによろしく」といった
ドラマの原作にもなった漫画たち。
その漫画を描いたのは佐藤秀峰という人。
この佐藤さん、自身の日記でこう明かしておられる。

・自分の単行本のカバーイラストを描いても原稿料は無い
・他人の小説のカバーイラストを描いた時は○○万円以上受け取った事も。
 (1冊売れたらいくら、と言う印税形式では無い)

…ええええ?そうなの?
それが自分の単行本であっても、描けば対価が発生するのが当然だと思っていたけど…。
だって、カバーの良し悪しで売り上げって変わりますよね?
少しでもキャッチーなカバーにするべく、思索を巡らせますよね?
いいカバーデザインを考えてくれたデザイナーさんには、対価を支払いますよね?
発売日までにガッツリ印刷してくれた印刷会社にも、対価を支払いますよね?
だとすれば、デザイナーの案に従い、
指定された大きさで指定された期日に絵を用意した漫画家にだって
対価があって然るべきだと思うんだけどなあ。

単行本って、出版社側に主導権があるよね。
出版の是非、価格、時期、それら全て出版社が決めてる。
漫画家側が「単行本にしなさい」とか「○円で販売しなさい」とは決められない。
カバーイラストも、どっちがどっちに依頼してるのかと言えば
出版社が漫画家に依頼してる…よねぇ?
出版社の意思で販売する事になった単行本に、
出版社が依頼して絵を描いたんだから対価は発生する…と思うんだけどなぁ。

例えばね、ピカソの画集出す事になったとして。
ピカソさーんカバー用に1枚、絵を描いてよー…タダで。
…って言ったら、多分殴られるよ。ピカソに。
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