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ぐっとくる題名 ブルボン小林 中公新書ラクレ



印象に残る「題名」を考察する1冊。

洒落
・屁で空中ウクライナ(エッセイタイトル)

助詞の使い方
・ゲゲゲの鬼太郎
・僕が泣く(ビートルズの曲名)

韻とリズム
・勝訴ストリップ&無罪モラトリアム
(椎名林檎のアルバム名。それぞれSとMで音韻を統一してある)
・課長島耕作
(校長島耕作だと締まらない)

二物衝撃
・天才バカボン
・天才えりちゃん金魚を食べた(絵本タイトル)
・部屋とYシャツと私

日本語+カタカナ
・少年ケニヤ
・三人ガリデブ(シャーロックホームズタイトル)

言いかけで止める
・飼い犬が手を噛むので(筋肉少女隊の曲名)

などなど。
言われてみれば確かにぐっとくる…気がします。後藤作品で考えれば、
「パートタイムメス奴隷」「耕してフォーリンラブ」は二物衝撃ですね。
「アバターえくぼ」「どきどき姉弟ライフ」は洒落に属するのかな。

面白かったのは「噂の刑事トミーとマツ」。
松崎しげるの出演条件は、「自分の名前がタイトルの最初に出る事」。
ところがフタを開けてみると松崎の役名はマツ。
「マツとトミー」じゃ締まらない…と苦笑いして現状のタイトルになったとか。
俳優の出演条件すら覆す音韻とリズム。
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