今日の映画

サンシャイン２０５７　２００７年　イギリス

太陽の活動が衰え、滅亡直前の人類。
ありったけの核物質を使った核爆弾を撃ち込み、太陽を活性化させる作戦に出る。
しかし航海中、７年前に同様のミッションに挑戦し、音信不通になった
先代宇宙船からの救助信号を受信する…。

うーんあんまり印象に残らなかった。
船長は日本人。これは面白かった。
でも開始１０分ほどで退場。

普通ならピンチやトラブルが続出して、ですな？
クルーが団結したり自己犠牲を払いつつ乗り越えて、ですな？
エンディングに向かう、ってのが基本ですよ。
そういう要素が中途半端なんですよ。
中途半端って事は、それ以外の要素が入ってるって事ですよ。

以下ネタバレにつき反転
最初はお約束の「ピンチ＆脱出」があるんです。問題は後半です。
先代宇宙船を助けに行ったけど、なぜか２船のドッキングがブッ壊される。
戻るには宇宙遊泳しか無い。でも手元には宇宙服が１着しか無い。
…で、その解決法が先代宇宙船の内壁に使われていた断熱材を着込んで
強引に飛び移る、ですよ。
断熱材と言ってもスポンジとか違いますよ。アルミホイルみたいな薄さ。
これをグルグルと巻いただけです。
んなもん凍るっての。
っつーか、気圧差はどうしようもないでしょ。
映画後半は「誰がハッチを破壊したのか」犯人探し。
これも実に粗い。
(反転ここまで)

普通にピンチ＆脱出モノでまとめたらアカンかったんだろうか。