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フェアトレードについてお勉強してみた。
…が、これはかつてない程強大な敵だった。
正直に言います。とても「理解した」とは言えない。

サッカーボール、チョコ、コーヒー…
現地の労働力を使い、生産し、豊かな国が買う。
その流れの中で、児童労働や人身売買、生産技術の停滞などの問題が発生した。
それを解決する方法として「フェアトレード」という考え方が生まれた。

例えば…
日本で、コーヒーを120円で売るとする。
この場合、コーヒー豆を50円で仕入れる。
生産者は50円、日本のメーカーは70円を儲ける…
…というのがスタンダードだとしましょう。

でも実際は、個人農家がコーヒー豆を生産し、
大規模農家がそれを20円で買い上げ、
日本のメーカーに50円で売る…こういう流れです。
個人農家は20円の儲け、
大規模農家は差し引き30円の儲け、
日本メーカーは差し引き70円の儲け。
末端の生産者は非常に収入が低い。

この流れそのものは、別におかしい事では無い。
個人農家が生産量を確保し、輸出するのは無理だからね。
ただ、この流れのままで個人農家が高い収入を得るのは難しい。
大規模農家が間に入るから。
コーヒー豆を高い価格で売っても、
大規模農家が「アンタのコーヒー豆は買わない」と言えば
それで終わりです。

結局、個人農家は安い価格のコーヒー豆をただ諾々と生産するしかない。
賃金を安くするために、生活環境の酷い場所で子供を働かせる。
コーヒー豆生産に代わる産業も無いし、やるしかない。

ではこれを改善する方法は無いのか。
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