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シジミの味噌汁がひどく泥臭い。
助けて良三くん。
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ドランクモンキー 酔拳 香港

日本公開は1979年7月。
蛇拳と同じスタッフで作った映画。
蛇拳の師匠と酔拳の師匠が同じ俳優。
ジャッキーが演じる青年の名前は黄飛鴻(ファン・フェイホン)…んんん?
その名前は今から150年ほど前に実在した有名な武術家ではありませんか!
黄飛鴻は洪家拳という拳法のマスターで、彼を主役にした映画も一杯あります。
洪家拳は腰を低くして力強い動きを主とする拳法。
もちろん黄飛鴻が酔拳を会得したという史実はありません。

この映画には師匠と2人で酒を酌み交わすシーンがあります。
それぞれ中国詩を諳んじつつ飲むのですが…
字幕では原語に近く「富貴権勢 何するものぞ」「我長酔を 願うのみ」なんて訳されています。
ところが劇場版の吹き替えでは「酒は黄桜 月桂冠」…なんて
ずいぶんいい加減な訳をつけてたそうですよ。
それはそれで味があるんですが。

なお、ジャッキー本人はほとんどお酒を飲まないそうです。






スネーキーモンキー 蛇拳 香港

日本公開は1979年12月。
長きに渡り対立してきた鷹拳派と蛇拳派。
多くの弟子を倒された蛇拳派だが、蛇拳の達人・バイの足取りだけは掴めなかった。
街の道場で修業する冴えない男、ジャッキーが助けた老人こそ、バイだったのだ。

酔拳と並んで、「皆が翌日学校で真似した拳法」では?
このあたりから徐々にジャッキーの芸風(コミカルアクション)が固まってきます。
真似しやすいのはコレ。






クレージーモンキー 笑拳 香港

日本公開は1980年4月。
ジャッキー・チェンが主演&監督。
拳法の師でもある祖父を殺されたジャッキー。
「八本足麒麟」なる謎の人物の修行を受け、会得したのは…笑拳!
洪家拳の一種・鉄線拳を応用したこの拳法は、
喜怒哀楽の感情で相手を惑わせる無敵の拳法だったのだ!
実は私、酔拳の内容とちょっと混同してました。
ちなみに酔拳や蛇拳は実在しますが、笑拳は実在しません。

ちょっと冗長になってる感がありますが、特訓シーンは素晴らしい。
ラスボスに付き従う三悪人が長刀を持っているんですが、
これ柄が二つ折りになってコンパクトになる!うわーこれ欲しい!
ラスボス戦後の視聴者おいてけぼりっぷりは映画界ダントツ。
ジャッキーの筋肉美を観る事が出来るのはコレ。
各種ニュースによりますと、

テレビのデジタル化に合わせて、
テレビ東京が兵庫県と京都府で受信できるように総務省と話し合っているとか。

おおお…それが本当なら、「何でこの番組は関西で放送しないんだ!」が無くなる訳ですね!
2011年が待ち遠しいぜ。



Bullet Butlersの初回特典…!
ぬ、ぬぬぬ…私、エロゲ買った事無いんですよね…。


…何か送られて来ましたよ…。







図書カード500円分。
次回のタウンを買う時に使わせて頂きます。
ありがとう双葉社!
ありがとうまんがタウン!

みんなも買おう!まんがタウン!(宣伝)
さて、再び「乳房X線検査」(マンモグラフィ)について少しお話しましょう。

この検査を受けると、乳がんになっているかどうか分かる!…というのがマンモ検査の売り。

おっとここ、大事なとこですよ。
マンモ検査は乳がんを治療する方法ではありません。
あくまでも早期発見するための検査です。
では、マンモ検査を受けるとどれくらい死亡者が減るのでしょうか。
こういうデータがあります。




40歳の女性を1000人づつ、2チーム集めます。
Aチームはマンモ検査を受けません。
Bチームはマンモ検査を受けます。

Aチームに属する1000人は、
確率では今後10年以内に乳がんで死ぬ人が4人出ることになります。

Bチームはマンモ検査のおかげで治療が早く始まり…
確率では今後10年以内に乳がんで死ぬ人が3人出ることになります。

んんん?思ったよりもパッとしない結果ですね。
早期発見すればバッチリ治る…のではなさそうです。
でもだからと言って偉い人は「マンモ検査はほとんど無駄!」とは言いません。
上手いキャッチフレーズで煽るのです。

A 4人→3人に減ったんですから、 「10年以内に乳ガンで死ぬ確率を25%下げます!」
B 検査を受けたのは1000人ですから、「検診者中の0.1%の人が乳がんを克服!」
C 1人を救うために検査を受けたのは1000人ですから、「1000人に1人を救えます!」
D 1人の寿命が10年間以上伸びたので、「検診者の寿命は平均で12日間以上延びます!」

どれも同じ事象を表現しているはずですが、随分と印象が異なりませんか?
特にAとCだととても同じ事象だとは思えません。
Bだとキャッチフレーズとしては逆効果っぽいでしょ。



マンモ検査で救われる命があるのは確かです。
しかし擬陽性、検査代金、X線被爆、時間、様々なリスクもあるのです。
それらを十分知り、さらに確率論を十分知ってから判断したいものです。



大河連載日記・確率論は以上で終了で御座います。
0.000…%、なんて表現も困ったもんですが、
文章にすれば誤解が無くなるかというとそうでもないのです。
皆様もくれぐれも数字に騙されませぬよう。



今回の日記は
ゲルト・ギーゲレンツァー 数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活 早川書房
…が元ネタで御座います。
ご一読あれ。

明日の日記からは普段通りのダラダラ系(笑)に戻りますのでご安心を。
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