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6月24日(日) 爽やかな午後。

クルマを運転していた私はお尻に…ええいリアルに書きましょう、肛門に違和感を感じました。
かすかに痛いのです。
クルマを降り、夕食を食べる頃になってもまだ痛い。
夜半になっていよいよ痛みは増し、座る事が苦痛になってきました。
鏡でチェックすると肛門のすぐそばが何やら腫れています。
仰向けの姿勢を思い描いて下さい。12時の方向に腫れ発見、です。
もっとリアルな表現がお好みでしたら、「肛門と性器の中間」です。

肛門の中であれば内痔核かとも思ったんですが、今回は肛門の外。
腫れの大きさは小指の爪ほどですが、押すと痛みがあり、
カラダの奥にももう少し腫れがある様子。







6月25日(月)
近隣の病院で肛門科があるのは2軒。
A病院には肛門科の専門医がいますが初診受付は水曜日のみ。
B病院には肛門科の専門医はおらず、外科の先生が兼任しています。
B病院は常時初診可という事でしたので、今回はB病院へ。
なんせ痛みがひどかったのでクルマを運転するのも一苦労。

早い時間に来れたので待合室は人少なし。
待合室で自由に上映できるビデオリストに「ER」があってちょっと笑ってしまった。

診察が始まり、医師に病状を伝えると、
じゃ、ズボン下ろして横向きに寝て…と言われる。

「あーこれは膿が溜まってるんじゃないかな、ちょっと見ようか」

ずぶうり



………!!!!!!!!


前振りが一切無いまま、 肛門に金属製のナニカが差し込まれて…
実感としては3センチほどしか入っていないんですが、
それはそれは直腸周囲360度灼け付くような痛み。
薄れ行く意識の中で思考を巡らせます。
そういえばテーブルの隅にこんな感じの器具が置いてありました。
でも私の視界に入っていたそれはバナナ程度の太さで、
長さは20センチくらいのアイテム。
ま・さ・か・ア・レ・を…。
繰り返しますが、前振り一切無しです。
指を入れての触診も無し、潤滑ゼリーを使われる事も無し。

無茶です。明らかに無茶です。

どうやら医師はその器具をさらに挿入しようとしている様子。
「んー…うまく行かないね」
行くか。

ナニカを抜き、指で触診を始める医師。
「んー…奥に痔があるね…これのせいで膿が出来てるんだね…」
そして診察終了。

「では、クスリを3日分出します。これで散らせましょう。
ダメなら切開しましょう」
しかし翌日になっても、翌々日になっても痛みは引かず。
腫れは徐々に大きくなり座る事はおろか、夜も眠れません。
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さて内痔核と並んでもう一つのメジャーな痔は…
痔瘻(じろう)です。



直腸には粘液を出す腺があります。
ここに雑菌が溜まると徐々に膿が溜まり、(左側)
慢性化すると体内に膿の袋が完成します。(右側)
「肛門周辺膿瘍」(こうもんしゅうへんのうよう)という状態です。
靴擦れの水ぶくれを想像してもらえれば近いでしょうか。
膿の袋が出来る場所にもよりますが、皮膚の表面に近ければ痛いです。

そしてこの袋が破れたりすると…



こうなるわけですね。
この状態を痔瘻(じろう)と言います。

さて以上2つの痔について御理解を頂いた所で、
少々時間を巻き戻します。時は6月24日(日)のお話で御座います。べベン。
せっかくの機会ですから真面目なお話を致しましょう。

ワタクシ、実は10年以上「痔持ち」なのです。

一口に痔と申しましても色々御座いましてね。
まずはこの図をご覧下さい。



お尻の図、です。
灰色の波線が肛門。
ここより奥には痛覚がありません。


肛門から奥に入ってすぐの「直腸」には、
毛細血管がたっぷりと走っていて、圧力に対して非常に繊細なセンサーとなっています。
これのおかげで便意が分かるのです。
(その圧力が固形の便によるものなのかガス=オナラによるものなのかすら分かります)
しかし便秘になって長時間力を込めたりすると…
その毛細血管群に高い血圧がかかり壊れて…腫れます。



これが痔の一種、内痔核です。
この状態では肛門より奥にあるので痛みは無く、ほとんど気づきません。
それがさらに進行すると…



排便時などに腫れが肛門の外に出ます。(痔の脱出)
腫れは直腸の中に出来ているのですから、触れても痛みはありません。
軽度…腫れは自然に直腸内に戻る
中度…腫れを指で押し戻さないと戻らない
重度…脱出したまま戻らない

私はこの軽~中度の状態でした。

以上、痔の一種・内痔核について…でした。
次回の日記はもう一つの痔について。

はいはいお待たせ致しました。
何ゆえここまでお休みを頂いたのかと申しますと…
































痔だったからです。

グレッグ「ダーマ~…キッチンのこれ、何?」



ダーマ 「公園で梅の実を超いっぱい貰ったンだよ!」

グレッグ「…それは貰ったとは言わないんじゃ?」

ダーマ 「公園に行ったらサ、一杯あったの!これって宇宙の意思を感じない!?」

グレッグ「偉大なる宇宙様が梅の実を、ねぇ…。」

ダーマ 「で、梅の実を砂糖一杯入れて煮てるの。グフフ、いい匂いデショ?」

グレッグ「これをどうするの?お願いだから庭に撒くなんて言わないでよ?」

ダーマ 「これにお湯を混ぜて飲み物にするんだ。疲れが取れるらしいよ?」

グレッグ「疲れ…。確かに爽やかな香りはしてるね。」

ダーマ 「最近グレッグ超忙しいじゃん?だからこれ飲んで頑張ってもらおうと思って。」

グレッグ「ありがとうダーマ…でもその頑張るってのは…夜の事じゃないよね?」

ダーマ 「お黙りィ~
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