出血

私の父は昔っから猛烈に早寝早起きである。
２０時まで起きる事は無く、
５時より遅く起きる事も無い。

２１時ごろ、父の寝室でガタゴトと音がする。
覗いてみると、上半身を起こした父が頭を抱えている。

私　「報告せよ」
父　「血がな！止まらんのや！」

私　「時系列を追って報告せよ」
父　「夕食食べたあと、歯間ブラシとか言うのを使ったら糸が血で真っ赤だった！
　　　その後歯磨きをしたんだがその時も歯ブラシが赤くなった！
　　　うがいもしたけど、吐き出した水が赤かった！血が止まってない！」

私　「歯間ブラシの使用で歯茎に傷がついて出血した。
　　水道水や唾液のせいでふさがるのが遅れているだけ」
父　「血が止まらん！死ぬ！頭もフラフラする！」
私　「血液そのものがドバドバ出てるんじゃなくて、血液の混じった唾液が出ているだけ。
　　　コップ１杯の水に血液１滴混ぜるだけでも赤く見える。
　　　実際の出血量はわずか。フラフラするのは寝起きだから」
父　「救急車を」
私　「呼ばない」

はぁ。

暗黒

なぜか居間の照明が点かなくなった。
一番小さな豆球は点く。
だがそれ以外…蛍光灯ｘ２が全く点かない。

暗くなったり、明滅したり、は無かった。
急に、それも２つ同時に、点灯しなくなったのだ。

うーん蛍光灯を買い替えるべきか、
それとも照明器具そのものを新調すべきか…。

中央公会堂の話

大阪市　中央公会堂

１９１８年(大正７)に完成した施設。
会議やコンサートの会場としてよく使われている。
比較的改修が少ないため、創建当時の姿に近い。
もし次回寄られる事があれば「特別室の天井」にご注目を。
高天原をテーマにしたスケールのでかい絵が描かれておりますよ。

だがこの建物の一番驚く所は、これはいち個人が寄付したお金で作られた、という事。
岩本栄之助、という株屋さんが日露戦争時に大儲けして、
そのお金でポンと建てたのである。
だがそういう時期は長く続かない。
栄之助は、以降は株の売り買いに失敗し続け、
自分の事務所で(それも建設中の中央公会堂を窓越しに見ながら)自殺してしまったのだ。
享年３９。

唐揚げ

自らの手で夕食を作らねばならなくなったので、
親の仇のように唐揚げ作りまくった。



唐揚げ＋白ご飯＋わかめスープ。

今日の読書

ミルク世紀　寄藤文平＆チーム・ミルクジャパン　美術出版社

ミルクを科学的に、あるいは歴史的に解明する本。
…当然、新レシピの開発もしてるんだけど
牛乳入りのポトフ、チーズオムレツといった
「牛乳を入れて作ります」系だけじゃなくて、
牛乳に何かを足すいわゆる「ちょい足し」系にも挑戦している。
これが酷いんだよ。

しょうゆ、信州味噌、酢、りんご酢、ジンジャーエール、コーラ、
ケチャップ、マヨネーズ、タバスコ、ウスターソース、ビール、
野菜ジュース、バルサミコ酢、わさび、ナツメグ、ガラムマサラ、
カルダモン、クミン
以上１８種。

その感想。

「いけるよコレ！」
「ワキガ・アトラクション！」
「生き返った」
「バイオハザード」
「熱帯の生ゴミ大量腐敗味」
「ネガティブ３拍子」
「夢の競演」
どうですか？どれがどれだと思いますか？