今日の読書

セックスと科学のイケない関係　ＮＨＫ出版

あらゆる学問の中で性に関する学問ほどやり難いものは無し。
ジャーナリストである著者は「性の学問」に果敢に挑戦する。

コレは凄いですよ。
何が凄いってあんた、著者が大真面目なの。
色んな事に興味を持ち、大真面目に調べる。
その結果抱腹絶倒な体験を…。

正直に言いましょう、私は興味本位でこの本を読みました。
でも筆者は大真面目なのです。
その温度差がたまらん。

例えば。
「医療用超音波３Ｄスキャン装置を使った性交中の人体」を研究する人がいたとしましょう。
興味湧きますか？
…まぁ湧かない事も無いですわな。
ところが当の研究チームからは
「被験者が見つからないため頓挫してます」という返事があったら。

…あなたなら、どうする。

この本の筆者は自分が立候補したんです。
それもパートナー込みで。

で、実際に側位でＨして射精する。
…いくら本のためだとしてもコレは普通、無いですよね。

でも一番驚くのはこの筆者が女性だと言う事。
あの実験に参加した旦那が凄い。

読む本が無いとお嘆きのあなた。
この１冊で１週間は潰せます。
是非お試しあれ。

ユーモア

明治４１　１月３０日の新聞記事より

漢字ではなくローマ字を共通語にすべし！というローマ字会なる会があった。
元総理である西園寺公望(さいおんじ・きんもち)は会頭だったが出席出来なかったで、
会宛にメッセージを送った。当日の幹事がそれを代読する。

「…(略)ますます全国に本会を拡張せられん事を希望します。明治４１年１月２９日、会頭　西園寺…」

代読者は「公望」の読み方に躊躇し、やや迷ってから小声で「西園寺…コウボウ」
会員からは「これだから漢字は困る！ローマ字で書いてさえいれば！」
すると会場の隅から声あり。

曰く、「コウボウも筆の誤り！」

今日の映画

子連れ狼　死に風に向かう乳母車　１９７２年　日本

｢…我ら親子、冥府魔道を歩む者｣　　

柳生一族を敵に回した、元・公儀介錯人の拝一刀。
愛児・大五郎を乳母車に乗せ、一殺５００両の刺客請負をしながら諸国流浪の旅に出る。

多くの漫画、若山富三郎や田村正和での映画化、
萬屋錦之介や北大路欣也での連続ドラマ化などなど
日本が誇る愛される時代劇の一つ。
｢Lone Wolf and Cub｣というタイトルでアメコミ化までされました。
もちろんアメコミなので｢Lone Wolf 2100｣というトンデモない続編も出てます。
２１００年の沖縄が舞台だそうで。

今回私が観たのは若山富三郎版映画のひとつ。
若山富三郎ってーのは…深作欣二監督の｢魔界転生｣でオヤジ殿をやってた人ね。
誰も分からねーか。
今までは北大路欣也版しか観た事が無かったんだけど、こっちはよりハードだね。

９０分の映画に原作要素を詰めに詰めた一作。
チャンバラ、噴血、武士道、もちろんエロも、だ。
あの乳母車のアレも完全？再現。

今日の特撮

今日のシンケン
現代版。

今日のデケドさん
お前かい。

次回予告に出てた怪しい影はやはりあのお方で間違い無かった。
主人公決定。
殿様が満身創痍になっても起動出来なかったカブト折神が今では…。
大天空…。もうデザイン的な事は諦めた。

１世界２話で納めるための超展開。
原作ファンはどう思っているのだろうか。
今週はなんかちょっとオトコ臭かった。
来週から「電王」の世界へ。
以下、キーポイントっぽいのをさらっとまとめ。

・時を渡る電車「デンライナー」
・精神体「イマジン」
・イマジンが憑依する事で変身するライダー「電王」
・時間と記憶
・炒飯

硬円盤vs青色光

食卓の上に家電量販店のチラシがいくつも置いてあった。
どうやら両親がＴＶを買い換えようとしているようだ。

で、ビデオデッキも古いから一緒に処分して、
地デジ対応ＴＶ＋ＨＤorブルーレイ、を購入しようとしているようだ。
うーん私はＨＤやブルーレイの知識は持ち合わせていないのだ。
早急に勉強せねば。