今日の読書

セックスと科学のイケない関係　ＮＨＫ出版

あらゆる学問の中で性に関する学問ほどやり難いものは無し。
ジャーナリストである著者は「性の学問」に果敢に挑戦する。

コレは凄いですよ。
何が凄いってあんた、著者が大真面目なの。
色んな事に興味を持ち、大真面目に調べる。
その結果抱腹絶倒な体験を…。

正直に言いましょう、私は興味本位でこの本を読みました。
でも筆者は大真面目なのです。
その温度差がたまらん。

例えば。
「医療用超音波３Ｄスキャン装置を使った性交中の人体」を研究する人がいたとしましょう。
興味湧きますか？
…まぁ湧かない事も無いですわな。
ところが当の研究チームからは
「被験者が見つからないため頓挫してます」という返事があったら。

…あなたなら、どうする。

この本の筆者は自分が立候補したんです。
それもパートナー込みで。

で、実際に側位でＨして射精する。
…いくら本のためだとしてもコレは普通、無いですよね。

でも一番驚くのはこの筆者が女性だと言う事。
あの実験に参加した旦那が凄い。

読む本が無いとお嘆きのあなた。
この１冊で１週間は潰せます。
是非お試しあれ。