鳥取の話 その４

イベント１日目は猛烈な風雨で開幕。
これがもう洒落にならないキツさでね。
普通の飲食店なら「…今日は店、閉めるか」と言いそうな天候。
況やこっちは野外販売。
地獄です。

私が参加した店は検索回避のために具体的な名は出しませんが、
ここの読者ならお分かりですね。
地元産の素材を使いはしますが、
バーガーとして合わない素材は例え地元の名産でも使わない。
「バーガーとしての美味しさ」を外さず、
意外性よりも普遍性を狙ったバーガーです。

…要するに、こういうイベントでは不利なんです。

いや、だってさ、
ココを読んでいるあなたが、このイベントに行ったとしましょう。
このイベントはチケット制です。
１枚１００円ｘ１０枚＝１０００円分のチケットを購入し、バーガーを買うんですが
多くの店はレギュラーサイズが５～６枚、
ハーフサイズが３～４枚という価格構成。
という事は、１冊のチケットで買えるバーガーは２つ、良くて３つ。
で、１冊のチケットを使い終わった時、もう１冊買い足すというのは…
割と高いハードルなんです。

バーガー相手に２０００円使うというのは、抵抗感があるんですね。
それもバーガー２個を腹に納めてる状態で考えるんですからなおさら。

あ、もちろんマニアは違いますよ？
マニアは開始前の段階からチケット５冊購入とかして、
全店制覇を目指したりします。

…ともかく、一般人はこういうイベントでは
奇抜なバーガー、豪華なバーガーに走るんです。
天候の事を差し引いても、良い売り上げではなかった。
(まだ続く)