表現の変遷

後藤さんがデビューしてもう１０年以上…。
成年誌であるコミックパピポから後藤道(ゴトウドウ)に入ったワタクシにとって
後藤さんが４コマ誌でお仕事をされた時はかなりの衝撃で御座いました。
しかし現在では４コマ誌というジャンルで確実にお仕事をされておられます。
異ジャンルへの進出と定着はそうそう簡単な話では無い、と思います。

当然、１０年以上の間には少しづつ少しづつ表現方法が変わって来ました。
同じパピポ系エロでも、ロゼットと若奥様シリーズではだいぶ違う気がします。
偉そうな言い方ですが思案し模索し成長した証、でしょうね。

最近は４コマ誌でのお仕事がメインですが、
やはり４コマ誌に合わせた？表現方法が増えた気がします。
こういうの。



例えば「コミカプ」で　ういちゃんがベッドの上でバタバタするシーンは小粒目でしたね。
(まんがタイムジャンボ　１４ｐ)

これらはパピポ時代にはまず無かった表現だと思います。
４コマのほうが記号としての読みやすさを求められるのでしょうかねぇ。
作画速度が上がるという利点も…あるかな？
他にも目の中にトーンを貼る→目の中をカケアミで表現、というのも変遷…でしょうか。
これから先、どんな表現が現れるか楽しみです。