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皆さんはプラモデルを作った事がおありでしょうか。
昔はガンプラブームなんてのがありましてね、
ガンダムのプラモデルを買うために長い行列を作ったりしたもんです。

さて、プラモデルやフィギュアの楽しみ方の一つに、「ジオラマ」があります。
博物館なんかに行きますと「江戸の長屋を再現しました」みたいな
のがありますよね。アレです。

泥を浴びているはずの部分には泥汚れ。
金属は塗装が剥げたり錆びたり。
岩や砂の質感…。
如何にリアルな世界観を再現するか?
そこがジオラマの面白さ。

そんなジオラマにスポットを当てた漫画があります。

1984年「ディオラマ大作戦」。

まず驚くのは掲載誌。
ジャンプ? …いえいえ。
コロコロ? …ノンノン!
聞いて驚け「月刊少年マガジン」!月マガでプラモ漫画!

第一話
主人公・みのる君はジオラマコンテストに出品する事を決意しますが腕は素人。
そんなみのる君のためにプラモ屋の看板娘が渡したのは72分の1「メカニックモデル・ザク

いやいやそれは無いやろ看板娘!
1体2500円(20年前の2500円ですぞ!)、
可動箇所は少なく腕を上げて武器を持つのが精一杯、
しかも半身はメカむき出しの展示用プラモですよ。
つうかガンダムは?ガンダムはダメなの?

しかしみのる君は瓦礫の山に傷付き倒れたザクを作り上げたばかりか、
ジオラマを180度回転させると
ザクの背後でパイロットと子犬が触れ合っているという
見事なドラマ性あるジオラマを作ってみせたのです。
もちろん犬と触れ合うパイロット…なんてパーツはありません。
まるで生きているかのような犬とパイロットはみのる君が紙粘土で自作したのです。
紙粘土で小さなフィギュアを作るのはジオラマ作るより難しいと思うのですが。 

大健闘したみのる君は特別賞を受賞。
ちなみに天才モデラー・天堂が最優秀賞を獲得したジオラマは
「ボタンを押せば自動でガンダムの上半身と下半身が合体する」というトンデモない代物。


第二話
足を怪我した経験から松葉杖を手放せない少年・陽一。
せっかく買ったザクのプラモデルも、いじめっ子に壊されてしまいます。
その壊れたザクを使い、陽一君のために作ったジオラマは…
何と足が破損し這って進むザク!
これでは励ます所か逆効果…と思いきや!
ハンドルをグリグリ回すと台座が傾斜し始め、
スポットライトに向かって岩山を登るかのようなジオラマに。
そう、これは太陽に向かって進むという強い意志に溢れたジオラマなのです。
感動した陽一君は松葉杖無しで歩けるように
第二話なのにハイジ終盤に匹敵する感激度。
プラモの力侮りがたし!

なお、この時のコンテストで天才モデラー・天堂が作り上げたのは
「ガンダムがビームライフルを発砲し敵メカを爆破する」というトンデモない代物。


第三話
なぜか花壇で花を咲かせる事が出来ない田村先生。
ついたアダ名は「ツボミの田村」。
そんな先生を励ますために作ったジオラマは…なんと花のツボミ!
これでは励ます所か(略)
しかしボタンを押すとライトが当たり、高温になった形状記憶合金製の花びらが徐々に開き、
中から出てきたのはダンバイン
多分ダンバインのエンディングをモチーフとしてるんだろうけど…
中身がエル・フィノじゃないですよ!ダンバイン!

動画は→ ダンバインED

なお、この時天才モデラー・天堂が作り上げたのは
「高さ60センチのザクを固形ロケット燃料で垂直に発射する」という(略)

いかがでしょうか。
これでも「ディオラマ大作戦」の半分以下しか紹介していません。
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