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佐田介石(さた・かいせき) 1818~1882
浄土真宗の僧侶で、思想家。
佐田は西洋の思想を否定した事で知られる。
例えば地球球体説を否定し、地球平面説を唱えた。
しかしこれは引力を知らない、とか地平線が存在する事を知らない、という事では無い。
それらを知りつつ、あえてやっていたのだ。
佐田は仏教における宇宙観、
須弥山という巨大な山があって…を科学的に証明したいがために
球体説を科学的に否定しようとした、非常に科学的な思想の持ち主だったのだ。
「仏教の教えとは違うから科学は間違っている」
「科学的ではないから仏教は間違っている」
というループから1歩出て、
「じゃあ仏教を科学的に説明してやろう」という事である。
…ま、佐田本人も、相当の西洋嫌いだった訳ですが。
例えばランプは国を滅ぼす、という説も唱えている。
曰く…
・ランプを使うと火事が起き、消防活動が追い付かない
・盗賊が増える
・視力が落ちる
…などなど。
おいおい言い過ぎだろ、と思うなかれ。
こういうのは西洋を問わず起きてる話題で、
西洋では「電気照明は目に悪いからランプに戻そうぜ」とか
「電灯を使うならサングラス必須だぜ」といった過剰な説がありました。
日本だけでは無いのです。
浄土真宗の僧侶で、思想家。
佐田は西洋の思想を否定した事で知られる。
例えば地球球体説を否定し、地球平面説を唱えた。
しかしこれは引力を知らない、とか地平線が存在する事を知らない、という事では無い。
それらを知りつつ、あえてやっていたのだ。
佐田は仏教における宇宙観、
須弥山という巨大な山があって…を科学的に証明したいがために
球体説を科学的に否定しようとした、非常に科学的な思想の持ち主だったのだ。
「仏教の教えとは違うから科学は間違っている」
「科学的ではないから仏教は間違っている」
というループから1歩出て、
「じゃあ仏教を科学的に説明してやろう」という事である。
…ま、佐田本人も、相当の西洋嫌いだった訳ですが。
例えばランプは国を滅ぼす、という説も唱えている。
曰く…
・ランプを使うと火事が起き、消防活動が追い付かない
・盗賊が増える
・視力が落ちる
…などなど。
おいおい言い過ぎだろ、と思うなかれ。
こういうのは西洋を問わず起きてる話題で、
西洋では「電気照明は目に悪いからランプに戻そうぜ」とか
「電灯を使うならサングラス必須だぜ」といった過剰な説がありました。
日本だけでは無いのです。
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