×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
うちのムラは、5つか6つの「隣保」に細分されてまして
村祭りに関する雑務や冠婚葬祭は隣保ごとに行います。
で、新しくうちの隣保の隣保長になったのがAさん。
最近、うちの隣保に住んでいたBさんが他県に引っ越した。
各家は隣保のために一定の金額を納めているが、
引っ越してしまったら今まで納めていた掛け金をどうするか、は決めてなかった。
A 「あの…こういう場合はどうしたら…」
私 「いや、今年はAさんが隣保長なんですから。Aさんが決めて頂ければ」
(Aさん、ムラの長に聞いてくる)
A 「あの…長に聞いてきたんですけど…返金したほうがいいだろう、と…」
私 「そうですか。では返金という事で」
A 「いや、でも…どうすればいいのか…」
私 「隣保のお金を貯金してる通帳、お持ちですよね」
A 「はい…前の隣保長さんから、確かに頂戴しております…」
私 「そこからBさんが納めたお金を下ろし、Bさんに送れば良いんじゃないでしょうか」
A 「はぁ…なるほど」
(数日後)
A 「あの…○万円を下ろして来たんですが…利子はどうすれば…」
私 「利子分も合わせてお返しするのがスジだと思います」
A 「分かりました…では利子分も下ろして参ります…」
私 「Aさん、それをやったら多分手数料のほうがかかると思いますが」
A 「はぁ…確かに…ではどうすれば…」
私 「利子は数円なのですから、Bさんに『利子は勘弁してね』と手紙を書けば良いんでは」
A 「えっ…それは…ぷう。さん…お願い出来ますか」
私 「Aさんが隣保長なんだから、Aさんがやるべき事です」
(数日後)
A 「手紙を書いて参りました…」
私 「では、銀行から下ろした○万円と、その手紙をBさんに送れば解決です」
A 「あの…でも…」
私 「何か」
A 「どうやって送れば良いのか…」
私 「郵便局の現金書留、で送るんです。専用の封筒があります。手紙も同封出来ます」
A 「私、そんなのやった事無いですから…ぷう。さん」
私 「ダメです」
A 「仕事の都合で郵便局が開局してる時間には行けませんし」
私 「…Aさん、社長夫人ですよね…30分くらい外出出来ませんかね」
A 「すみません…色々と…その…」
私 「あなたの会社から郵便局まで10分もかからないと思いますが」
A 「送り方が分からないので…」
私 「部下に頼む、とか」
A 「いえ…こういう事を、人さまにお願いする、というのも…」
私 「…では、私が代行して送ります。Bさんに送る○万円は、今お持ちですか?」
A 「はい…それはココに…」
私 「ではお手紙と○万円、確かにお預かり致します。こちらで現金書留を作成し、送っておきます」
A 「有難う御座います…」
(後日)
A 「大変申し訳御座いません…」
私 「どうされたんでしょうか」
A 「通帳から○万円を下ろした、という領収書が見つからなくて…」
私 「それは私に言われても」
A 「領収書が無いとマズいですよね…」
私 「でも通帳には記帳されるでしょうから大丈夫でしょう」
A 「はぁ…」
(後日)
A 「お伝えしたい事が…」
私 「何でしょうか」
A 「先日お伺いした、領収書についてなんですが」
私 「無くても問題無い、と思いますが」
A 「あれ、通帳と一緒に保管しておりました。お騒がせ致しました…」
(後日)
A 「あの…」
私 「何でしょうか」
A 「先日、ぷう。さんにお願いした現金書留についてなんですが」
私 「送りましたよ」
A 「あの、それの送料って…」
私 「もちろん送料はかかりました。自腹で出しましたよ」
A 「あああ御免なさい私気づかなくて…では送料分を、隣保の通帳から下ろして参りますので」
もう全力で止めましたとも。
村祭りに関する雑務や冠婚葬祭は隣保ごとに行います。
で、新しくうちの隣保の隣保長になったのがAさん。
最近、うちの隣保に住んでいたBさんが他県に引っ越した。
各家は隣保のために一定の金額を納めているが、
引っ越してしまったら今まで納めていた掛け金をどうするか、は決めてなかった。
A 「あの…こういう場合はどうしたら…」
私 「いや、今年はAさんが隣保長なんですから。Aさんが決めて頂ければ」
(Aさん、ムラの長に聞いてくる)
A 「あの…長に聞いてきたんですけど…返金したほうがいいだろう、と…」
私 「そうですか。では返金という事で」
A 「いや、でも…どうすればいいのか…」
私 「隣保のお金を貯金してる通帳、お持ちですよね」
A 「はい…前の隣保長さんから、確かに頂戴しております…」
私 「そこからBさんが納めたお金を下ろし、Bさんに送れば良いんじゃないでしょうか」
A 「はぁ…なるほど」
(数日後)
A 「あの…○万円を下ろして来たんですが…利子はどうすれば…」
私 「利子分も合わせてお返しするのがスジだと思います」
A 「分かりました…では利子分も下ろして参ります…」
私 「Aさん、それをやったら多分手数料のほうがかかると思いますが」
A 「はぁ…確かに…ではどうすれば…」
私 「利子は数円なのですから、Bさんに『利子は勘弁してね』と手紙を書けば良いんでは」
A 「えっ…それは…ぷう。さん…お願い出来ますか」
私 「Aさんが隣保長なんだから、Aさんがやるべき事です」
(数日後)
A 「手紙を書いて参りました…」
私 「では、銀行から下ろした○万円と、その手紙をBさんに送れば解決です」
A 「あの…でも…」
私 「何か」
A 「どうやって送れば良いのか…」
私 「郵便局の現金書留、で送るんです。専用の封筒があります。手紙も同封出来ます」
A 「私、そんなのやった事無いですから…ぷう。さん」
私 「ダメです」
A 「仕事の都合で郵便局が開局してる時間には行けませんし」
私 「…Aさん、社長夫人ですよね…30分くらい外出出来ませんかね」
A 「すみません…色々と…その…」
私 「あなたの会社から郵便局まで10分もかからないと思いますが」
A 「送り方が分からないので…」
私 「部下に頼む、とか」
A 「いえ…こういう事を、人さまにお願いする、というのも…」
私 「…では、私が代行して送ります。Bさんに送る○万円は、今お持ちですか?」
A 「はい…それはココに…」
私 「ではお手紙と○万円、確かにお預かり致します。こちらで現金書留を作成し、送っておきます」
A 「有難う御座います…」
(後日)
A 「大変申し訳御座いません…」
私 「どうされたんでしょうか」
A 「通帳から○万円を下ろした、という領収書が見つからなくて…」
私 「それは私に言われても」
A 「領収書が無いとマズいですよね…」
私 「でも通帳には記帳されるでしょうから大丈夫でしょう」
A 「はぁ…」
(後日)
A 「お伝えしたい事が…」
私 「何でしょうか」
A 「先日お伺いした、領収書についてなんですが」
私 「無くても問題無い、と思いますが」
A 「あれ、通帳と一緒に保管しておりました。お騒がせ致しました…」
(後日)
A 「あの…」
私 「何でしょうか」
A 「先日、ぷう。さんにお願いした現金書留についてなんですが」
私 「送りましたよ」
A 「あの、それの送料って…」
私 「もちろん送料はかかりました。自腹で出しましたよ」
A 「あああ御免なさい私気づかなくて…では送料分を、隣保の通帳から下ろして参りますので」
もう全力で止めましたとも。
PR
この記事にコメントする