祖母４

結局、書類の主が何者なのかは判明しませんでした。
判明するより早く、祖母が復調して施設に戻って来たからです。
まさか中２日で戻るとは誰一人想定しておらず、
準備にてんやわんや。

祖母３

この地名周辺の地図や現在の風景写真、
謎の「モノ」の画像が、印刷されて机の上に置いてあったのです。

施設のスタッフが用意した物ではありません。
「地名」と「モノ」の話は何度も耳にしていたはずですが、
それについて調べ、資料を印刷してくれるスタッフは今まで居ませんでした。
万一、調べてくれたとしても病院にまで持ってくるのは無理です。

もちろん病院のスタッフでも無いでしょう。
わずか１日で「地名」と「モノ」が何なのかを調査し、印刷し、提出するほど
病院はヒマじゃない。
(そもそも「モノ」の正体を突き止める事すら出来ないでしょう)

一体誰が…？

祖母２

で、年を取ってからも中国に関する話を色々としてくれたのですよ。
餃子が美味かったとか。
仕事に明け暮れる祖父を差し置いて、麻雀を楽しんでいたとか。
(しかも容赦なく勝っていたとか)

そんな話題の中に、当時の地名とある「モノ」の固有名詞が何度も出てくる。
地名は分かるんです。
現存する地名ですからね。
でも「モノ」についてはそうじゃない。
それが何なのかは、分かるんです。
祖母が何度も何度も説明してくれますから。
ただ、その固有名詞はどう検索しても出てこないんですね。

おそらく祖母が勘違いして記憶している。
(つづく)

祖母１

ちょいと祖母が体調を崩しましてですね。
施設の隣にある病院に、移ったのね。
で、翌日病室に行ったら机の上に書類が置いてある。

祖母は戦争中、中国で生活してた。
もうちょい正確に書くと、
軍人だった祖父と結婚し、
それも祖父は中国に従軍中だったので、
祖母は見合い写真１枚だけで中国に渡り、
(それ以前に会った事は１度も無かったという)
戦争中は中国で生活し、戦争が終わる前に帰国して来た。
祖父が割と良いお仕事をしていたため、中国ではかなり恵まれた生活だったそうだ。

ま、祖母にとって中国在住の頃の生活はとても印象深い物だったらしいんだな。
(つづく)

レジ関連

ここを書いているのは２３日深夜なのですが、状況が急転直下。

手描きでいいかーと思ってたんですが、
他社レジのキーシートを印刷するツールを発見。
試しに使ってみると不完全ながら最低限の要望はクリアするモノが出来た。

しかしここで勇者降臨。
断片的な資料から、本物のキーシートとうり二つの複製品を作ってしまった。
(「徒然なるままに」という一文だけを見て、徒然草全文を書いちゃったようなもんである。
このまま放置したらおそらく近い内に古色を付けた和紙に印刷・製本しかねない)
世の中、すげー技術を持った人がいるもんだ。いやマジで。

現在使っているキーシートはかなり劣化が進んでいるので、
勇者製キーシートに差し替えるのがベターだと思う。
だが勇者が私の元にキーシートを送るには時間がかかるし、
今後細かい変更が発生した時にすぐ変更してもらう事も出来ない。

他社レジ用のキーシート印刷ツールを使い、
(細かい変更が発生しそうな)一部のボタンに関するキーシートだけはこちらで印刷し、
勇者製キーシートと組み合わせて運用するのが最善だな。

というわけで、勇者には改めてこちらからキーシートの細かいデータを送ります。
それで、より精度が増したキーシートが完成するはず。
実際にこちらからデータをお送り出来るのは少し先になると思うんで、
今はのんびり休んで下さい。